日本バッハコンクールを無事に終え、会場表彰式にて奨励賞を受賞された生徒さん、おめでとうございます!全国大会入選となった生徒さんたちも本当によく頑張りました。久しぶりに全国大会会場へ赴き、そして全国からあつまる参加者の演奏と、当教室の生徒さんたちの頑張る姿を目にして、また私も新たな気持ちで、新年度レッスンを迎える準備をしようと心改まりました。
審査員の先生方それぞれに委ねられているピアノコンクール審査。点数化された評価の点数内訳は、当然わからないのですが、講評用紙に書かれた一つ一つの言葉が、参加者のこれからの演奏の糧となります。
演奏者の曲へ対する思いも、その日のコンディションも様々であるように、演奏を聴く審査員の先生方もまた、どんな観点に重きをおき、求める音楽性は何であるか個人差があるでしょう。勝負は時の運という言葉もありますが、芸術点は、流れあるもの同士が交わって生み出されるものなので、時のまわり合わせである部分があることは否めません。
最後まで全力を出しきり、頑張り抜く経験をした生徒さんは、これからの成長に訪れるたくさんの場面で、その力を誰よりも発揮することでしょう。