学業と何か

高校生の生徒さん。学業や部活動にお忙しい中、練習とレッスン時間を見つけて通ってくださっています。時間のバランスをとることが上手に出来るのは、もともとご性格もありますが、幼少期からピアノを習っていらっしゃるので、この曲はどの程度の練習量が必要かとか、どのような音楽づくりをしたいかなど、ご自身で考えスケジューリングすることに慣れているというのが良く分かります。安心して選曲や練習を任せられるという今の状況からも、本当に素敵な生徒さんになったなと感じます。

私事ですが、音楽大学の付属高校に進学し、通常科目以外には楽典、音楽史、聴音、視唱、ドイツ語、合唱など専門分野も日常的に学習していたため、学業と両立というよりは、学校生活がすべて一本化されていたので無理なく進めていたように思います。

これからも、生徒さんたちが、時間などをやりくりしてピアノを学業と両立することの難しさ、楽しさを感じ、習得していってくださることを、見守りながらサポートしていきたいと思います。